10月24日(水)は、NPO法人全精連事務局担当理事のM.S.さんが出るシンポジウムに出席した。 [シンポジウム]
10月24日(水)日本精神保健福祉政策学会「シンポジウム家族負担の解消を目指して」
〜重くのしかかる扶養義務制度 あるべき方向を考える〜
「重度かつ慢性」と思われる患者は15.7%、そのうち入院中の人は約25%で、約75%
の人は地域で暮らしている。
家族の精神的健康状態では、親・きょうだい・子・伴侶のそれぞれの平均点がすべて、うつ病
や不安障害の可能性がある悪い状態にあった。また、それぞれの立場の家族の過半数が、
すべて悪い健康状態にあった。
◇病状が悪化した時の状態
▸意思疎通がうまくできなくなった。▸部屋に閉じこもるようになった。
▸飲食をとらない、眠らないといったことがみられた。
▸普段はしないような恥ずかしい言動がみられるようになった。▸自殺を試みようとした。
▸家族に暴言を言ったり暴力がみられたりるようになった。
▸他人に暴言を言ったり暴力がみられりするようになった。
▸常識外れの浪費があった。▸性的な逸脱行為があった。
◇当事者による暴力の家族の経験
▸家族の身体が危険にさらされる。4割
◇精神科医療についての家族の意見
▸入院中3人に1人が身体拘束されている。7割の人が隔離室に入れられた経験が有った。
家族の負担と密接にかかわる精神科医療の改革に向けて
①家族や入院に頼らない。
当事者の収入が少ないので、相対的貧困生活、
厳しい経済状況
所得保障の拡充
精神保健福祉法における家族の位置づけ。
色々な点で大変勉強に成った。
会場で販売されていた書籍を購入した。
その根底に流れる「優生思想」と「障害者差別」は現代の「やまゆり園事件」
として現前と存在している。
10月25日(木)定期購読雑誌の発売日だったので、
何時もの本屋で購入した。帰り、食料品を買うためにスーパーに寄った。
10/24衆議院第一議員会館
OLYMPUS O-MD E-M5 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
シンポジウムが開催された衆議院第二議員会館。
タグ:シンポジウム
ご紹介頂いています本「わたしで最後にして: ナチスの障害者虐殺と優生思想」大変興味があります。私も読んでみます。ありがとうございました。
by meganesaru707 (2018-10-26 13:09)
meganesaru707様、コメントありがとうございます。
爺も未だ十分には読んではいませんが、「やまゆり園事件」「障害者の強制堕胎・不妊手術問題」の根底に流れる「優生思想」について考えさせる問題の本だと思います。有り難うございます。
by bpd1teikichi_satoh (2018-10-26 19:11)
こんばんは。
優生思想、なるほどです。
思想とは違いますが日本にも優生という文字を使った法律がありましたね。
by センニン (2018-10-26 20:25)
センニン様、コメントありがとうございます。
1948年から1996年まで存在した優生保護法ことだと思います。この法律の事もこの本の中で詳しく論じています。
by bpd1teikichi_satoh (2018-10-27 08:58)
餃子とビール ♪ 美味しそうです ^^v
確かに家族に具合の悪い方がいると、心配ですよね。
by moz (2018-10-29 06:30)
moz様、コメントありがとうございます。
昨日、年輪の会では今年度2回目の研修会を行いました。精神科医をお紹びして「高齢精神障害者の精神医療」と言うテーマで講演して頂きました。とても分かり易くてフレンドリーな講演でした。
by bpd1teikichi_satoh (2018-10-29 09:23)